曲げられない女

ヤマナデ以外に唯一見ているドラマ。おもしろいなぁって思ってみていたら、世間の評判もいいみたいですね。1話で彼を失い、2話で仕事を失い、3話で母を失い・・・いろんなもの失っていきながらも自分を貫き通して生きていく管ちゃんの姿が痛くもステキ。主人公は正義感強くて権力にも屈さない世間体にも負けない女だけど、決して強くもたくましくもない。お母さんを失って何のために生きてるかわかんなくなっちゃったり、お金がなくて困窮したり、友達を失って絶望したり。その辺が共感できたりする。毎回好きなのが管ちゃんが誰かに詰め寄るところ。妙にアクロバティックで顔近いんだよねw2話あたりで平泉成さんに相談室みたいなとこの机にのって訴えてるのは家族そろってウケた。

前情報なしで見たので最初ヒロインを支える相手役だと思っていた塚本くん。うまいことだまされていたようで、どんどんぺらぺら男を露呈していく感が見ていておもしろかった。ハイクでもぺらぺらやなとか、谷原さんに比べてこいつは・・・みたいにみんなに言われてたしw今回はさらにわかりやすくみんな人のせいにしてて、「じゃぁどうしろっていうんだよ」とか「どうせおれは仲間はずれ」とか言っててほんとダメ男やなって感じだったんだけど、ただ、私にとっての彼の存在は「いなくもないよね」っていうか「自分ってもしかしてそういうとこあるんじゃないの」みたいな一種の警告みたいに感じられてすごいドキっとするのよ。もしかして自分も自分のことしか考えてないんじゃないのかなみたいなね。

ストーリーでは「たすけて」の話が好き。まさか親友にどうしても伝えたいことばが、「たすけて」だとは思ってなかったのですごい印象的だったなぁ。助けてってすごい弱くてかっちょわるい言葉だと思うけど、親友には言って欲しい。そして言われたらうれしい。大変なときはこっちに寄りかかってほしいし寄りかかりたい、それがともだちって奴だと思う。

最後産気づいてたけどまさか試験をうけないって展開はないでしょ!どーなるどーなる。